米国の中期(5-10年)社債に投資できるETFがバンガード米国中期社債ETF【VCIT】です。
社債の発行体は、工業が約6割で金融が約4割という感じ。
うーん、一般的な投資をしてる方には、あんまり縁のないETFかも…。
結論としては、お金持ちがポートフォリオの一部として持ってる、という感じのETFです。
なぜそう感じたのか、まるっと書いていきたいと思います~。
簡単な目次
バンガード米国中期社債ETF【VCIT】
おすすめ度 | |
概要 | 米国社債(5-10年)をメインとしたETF |
リスクの低さ | |
リターンの期待値 | |
1年トータルリターン | -3.14% |
3年トータルリターン | 2.18% |
経費率(費用) | 0.07% |
銘柄の数 | 約1,729銘柄(普通) |
PER | なし |
銘柄の代表的な市場 | 米国 |
予想されるリスク | 世界経済が絶好調になるとマイナスになる可能性が高い |
ベンチマーク指数 | ブルームバーグ・バークレイズ米国社債(5-10年)インデックス |
リスクヘッジとしてほかに持っておきたい銘柄 | VT、VOO |
※記事を書いたときのデータになります。現在の情報は、バンガードの公式サイトをご覧ください。
【VCIT】のチャート
やはり、米国株式が順調なときは国債、社債ともに低調です。
ほかのETFとも比較してみましょう。
米国中期社債ETF【VCIT】と米国中期国債ETF【VGIT】とS&P500ETF【VOO】を比較してみる
青線が米国中期社債ETF【VCIT】
オレンジ線が米国中期国債ETF【VGIT】
緑線がS&P500ETF【VOO】です。
VCITとVGITは国債と社債の違いはあれど、似たり寄ったりな動きをしてます。
それに比べると、米国株式のS&P500【VOO】はダントツでいいリターンを出しています。
株式のほうがリスクは高いとはいえ、比べてみるととんでもない差ですね…。
【VCIT】の配当利回り
直近の配当は3.88%と相当高め。
お金持ちが長期で持ってれば、そうとう儲かるんだろうな…。
元手が数億円あるような人は、こういった社債系ETFを買ってもいいと思います。
【VCIT】の格付け別比率
格付け | 比率 |
米国政府 | 0.1% |
Aaa | 1.8% |
Aa | 5.7% |
A | 37.9% |
Baa | 54.5% |
格付けの目安としては、
- Aaa・・・信用力がもっとも高くて、リスクはそんなにない。
- Aa・・・そこそこ信用度が高くてい、リスクが少ない。
- A・・・信用があるかな~くらい。
- Baa・・・まぁ信用あるかな、くらい。投機的な要素を含む。
という感じ。
これを見るとけっこうリスクを取ってることに気が付きます。
とはいえ、株式ほどはボラティリティ(価格の上下)がないので、そこまでリスクが高いというわけでもありません。
【VCIT】の信託報酬・手数料
1年間の経費率(信託報酬などの費用)は0.07%です。
安いので、長期で持つのにうってつけです。
やっぱりバンガードは安いですよね…。
【VCIT】の出来高
11/2日の出来高はおよそ99万売買でした。
めっちゃ人気ある!
だけど、庶民だから買わないっ!w
まとめ:現状、買う必要なし。バンガード米国中期社債ETF【VCIT】
過去のデータをみている限り、いますぐ買うというETFでもありません。
買うとしたら、米国市場が暴落して不況がしばらく続きそうなときかな…。
国債や社債は不況時に強い場合が多いので、そうなったときに買い始めても悪くないと思います。
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