米国の中期(5-10年)の債権に投資できるETFがバンガード米国中期債権ETF【BIV】です。
正直、安定度で言ったら米国中期国債ETF【VGIT】のほうがいいです。
この米国中期債権ETF【BIV】も面白いといえば面白いんですけど、買うかといったら…ぼくは買いませんw
どうしてそういう結論になったのか、まるっと見ていきたいと思います。
簡単な目次
バンガード米国中期債権ETF【BIV】
おすすめ度 | |
概要 | 米国債権(5-10年)をメインとしたETF |
リスクの低さ | |
リターンの期待値 | |
1年トータルリターン | -2.64% |
3年トータルリターン | 0.98% |
経費率(費用) | 0.07% |
銘柄の数 | 約1862銘柄(普通) |
PER | なし |
銘柄の代表的な市場 | 米国 |
予想されるリスク | 世界経済が絶好調になるとマイナスになる可能性が高い |
ベンチマーク指数 | ブルームバーグ・バークレイズ米国政府/クレジット浮動調整(5-10年)インデックス |
リスクヘッジとしてほかに持っておきたい銘柄 | VT、VOO |
※記事を書いたときのデータになります。現在の情報は、バンガードの公式サイトをご覧ください。
【BIV】のチャート
2014年のチャートを見てるとかなり微妙な感じ。
国債と一緒で、株式が絶好調のときはやっぱり下がりますね…。
米国中記債権ETF【BIV】と米国中期国債ETF【VGIT】の比較
青線が米国中期債権ETF【BIV】
オレンジ線が米国中期国債ETF【VGIT】です。
うーん、安定度合いでいえばやっぱりVGITのほうが安定してますね。
【BIV】の配当利回り
直近の配当は3.04%と結構高め。
ここだけみるとかなり良いです。
株式が大暴落したときはBIVを持ってるといいかも。
【BIV】の発行体別構成比率
発行体 | 比率 |
米国財務省/政府機関 | 53.3% |
工業 | 23.9% |
金融 | 14.9% |
公共事業 | 2.2% |
その他 | 5.7% |
政府関連が半分くらい占めています。
【BIV】の格付け別比率
格付け | 比率 |
米国政府 | 53.3% |
Aaa | 2.5% |
Aa | 3.1% |
A | 16.4% |
Baa | 24.6% |
格付けの目安としては、
- Aaa・・・信用力がもっとも高くて、リスクはそんなにない。
- Aa・・・そこそこ信用度が高くてい、リスクが少ない。
- A・・・信用があるかな~くらい。
- Baa・・・まぁ信用あるかな、くらい。投機的な要素を含む。
という感じ。
Baaが24.6%もあるので、結構リスクを取りに行ってるETFだと思います。(とはいっても株式よりはボラティリティ(価格の上下)はないけど)
【BIV】の信託報酬・手数料
1年間の経費率(信託報酬などの費用)は0.07%です。
安い!
文句なし!
【BIV】の出来高
11/2日の出来高はおよそ53万売買でした。
結構人気がありますね。
まとめ:不況時には強い味方になるかも。バンガード米国中期債権ETF【BIV】
価格のボラティリティよりも、配当金狙いのETFです。
米国市場が不況になったときは、このBIVを持ってると多少価格も上がりつつ配当金をそこそこ貰える感じになりそう。
米国市場が絶好調のときに買うETFではありません。
時期を見極めて買えば、株式が不調なときに多少はリスクヘッジになりそうです。
ETFのおすすめランキングも作ってみました
海外ETFを簡単に買う方法【初体験の方向け】
「ETFの素晴らしさはわかった!でも買い方がわからん!」
というあなたのために、わかりやすい記事を書きました。
この記事では、実際にぼくが100万円でETFを買っています。
スマホ・PCどちらも対応していて2.3分で読めちゃいます!
そらすけの運用実績もまるっと公開しています!
ぼくが始めて資産運用をしてからの月別実績も正直に公開しています。
よかったらこちらも…
あの、こちらのボタンを押してもらえると、読んでくれてる方がいるんだ!とぼくの励みになります…。
匿名の人気投票的なもので、これをクリックするだけでOKです。ぜひ、よろしくお願いします!
ETF、なんか全部良さそうでわからなくなってきたぞ…というときにぜひ!笑
参考:【自腹研究】おすすめETFランキング!