アメリカの代表的な大企業500社の株価を元にしたS&P500インデックス。
つまりシンプルに言うと、「アメリカという国の景気に左右される」インデックスです。
アメリカの景気が良くなれば価値は上がるし、景気が悪くなれば下がります。
※インデックス投資ってなに!?という方は、超わかる!インデックス投資とは?【初心者向け】を見れば3分でわかります。
それだけS&P500は鉄板な投資、ってことですね。
うーん、ぼくも資産のほとんどをこれにしておこうかな…。
ちなみに価格でいうと、1998年には1,000円くらいだったものが、2018年には2,600円くらいになってるのでおよそ2.6倍です。
途中、リーマンショックがあったために大きな下落がありましたが、その後無事持ち直し、全体で見れば順調に右肩上がりで推移しています。
さすがアメリカ…!
そんなS&P500に連動したETFでオススメなのが、バンガードS&P500ETF【VOO】です。
これに限らずぼくはほとんどのETFでバンガードを押していますが、これは経費率(手数料)がめっちゃ安いから。
このS&P500ETFも経費率は0.04%なので、ほぼ気にしなくていいレベルだと思います。
それにしても、インデックスを勉強するほどに、お金持ちほどS&P500関連に投資している気がします。
それだけ低リスクで安定した投資ってことなのかも知れませんね。
簡単な目次
バフェットもおすすめのS&P500インデックス投資バンガード【VOO】をしてみる
びっくりするくらいキレイに右肩上がりです。
リーマンショックなど、ところどころ下がってはいるものの、数年で回復してさらに上昇しているのがスゴい…。
おすすめ度 | |
概要 | 超基本中の基本的なETF。右肩上がりのアメリカ市場に乗っかるのにベスト。 |
リスクの低さ | |
リターンの期待値 | |
1年トータルリターン | 7.78% |
3年トータルリターン | 11.44% |
経費率(費用) | 0.04% |
銘柄の数 | 約507銘柄(少ない) |
PER | 17.98倍 |
銘柄の代表的な市場 | 米国 |
予想されるリスク | 米国経済が不調になるとマイナスになる可能性が高い |
ベンチマーク指数 | S&P500種指数 |
リスクヘッジとしてほかに持っておきたい銘柄 | VT、VOO |
※記事を書いたときのデータになります。現在の情報は、バンガードの公式サイトをご覧ください。
バンガードS&P500ETF【VOO】をオススメしたい人はこんな人
- 初めてインデックス投資をする人
- 低リスクで鉄板なETFを探している人
- 普段、身近に使っている製品やサービスの企業に投資したい人(iPhoneとかウインドウズPCとか、Amazonとか)
オススメしたい人はこんな感じかな…。
逆に、「ギャンブルでもいいからガッツリいきたいぜ!(高リスク高リターン)」って人にはオススメしません。
とはいえ、直近1年間のトータルリターン(利益)は、17.29%(参考:ブルームバーグ)なので、インデックス投資としてはかなりいいほうです。
インデックス投資は目安として年間5%以上のリターンだと優秀です。
100万円分、バンガードS&P500ETF【VOO】を買ってたら一年で114万円…。(ドル円相場が変わらなければ)
投資をしないで、貯金をしてるだけだと1年たっても100万100円にしかなりません(三菱UFJの場合)
そう考えると、やっぱり投資って大事なんだなーと思います。
学校の授業でなんでやらないんだろ~?という感じ。
海外と日本との投資に対する姿勢を比べてみると、面白いことがわかりました。
金融庁が作成した資料で、アメリカと日本の家庭の所得比較があります。
こっちがアメリカの家庭所得の推移です。
横軸が年なんですけど、どんどん財産所得が増えてますよね。
この財産所得というのが投資で増やした分、って意味になります。
さて、日本の家庭はどうかというと…。
まったく伸びてなーいw
みんなただ貯金をしているだけです。
アメリカと比べると、資産運用の下手さがわかりますね。
特に日本では、「汗水かいて労働した対価にお金を貰うのが素晴らしい」「お金持ちは悪」「不労所得は罪悪感がある」という人が多くいます。
義務教育の過程で、そういった意識を無意識に植え付けられているのかも…。
…でも、冷静に考えれば、なにもしないでお金が増えたって悪いことはないですよね?
もちろん仕事をがんばってお金を貰うのは良いことですが、それと投資でお金を増やすのとは話が別な気もします。
というわけで、ぼくは投資をがんがんして、オススメもしているわけです。
そしてそんな投資初心者にオススメなのが、このバンガードS&P500ETF【VOO】なのです!
バンガードS&P500ETF【VOO】の主な保有銘柄
企業名 | 割合 |
アップル | 3.8% |
マイクロソフト | 3.1% |
アルファベット | 2.8% |
バークシャー・ハサウェイ | 1.7% |
フェイスブック | 1.7% |
JPモルガン・チェース | 1.7% |
ジョンソンアンドジョンソン | 1.5% |
エクソンモービル | 1.4% |
バンク・オブ・アメリカ | 1.3% |
上位10銘柄で全体の21.6%ほどになっています。
企業はめっちゃ有名なところばかりなので解説の必要がないかもですが、一応…w
アップルは、iPhoneやmacが有名ですって知ってますよねw
マイクロソフトは、ウインドウズやエクセルなどを販売してる…これも常識ですねw
アルファベットは、聞き覚えがないかも知れませんが、グーグルの親会社です。
バークシャー・ハサウェイは、ウォーレン・バフェットがCEOを務める投資会社です。
フェイスブックは、日本ではそんなに流行ってませんが海外では未だ大人気。
JPモルガンは、ニューヨークに本社を置く銀行です。
ジョンソンアンドジョンソンは、製薬、医療機器、ヘルスケアなどの超大企業。コンタクトレンズも作っていて、ぼくはワンデーアキュビューを使っています。
エクソンモービルは最大手の石油会社。
バンク・オブ・アメリカはノースカロライナ州に本社を置く銀行です。通所バンカメ。
これらはほんの一部ですが、バンガードS&P500ETF【VOO】はほとんどが大型株で、超大企業&多国籍な展開をしています。
アメリカ市場が上がると思うなら買い!なバンガードS&P500ETF【VOO】
アメリカ市場がこれからもどんどん上がると思うなら間違いなく買いなバンガードS&P500ETF【VOO】。
ぼくの予想はというと…長期的に見て、アメリカ市場はこれからも上がるとは思いますが、新興国も見逃せないと思っています。
例えば、人口ボーナス真っ只中のインドとか。
インドは就職の競争率も激しく、優秀な人材がめちゃくちゃ多いです。
ただ、インドの政治が腐敗していることもあって優秀な人材が海外に出てしまうのが難点…。
グーグルのCEO、サンダー・ピチャイ氏。
マイクロソフトCEO、サヤト・ナデラ氏。
マスターカードのCEO、アジェイ・バンガ氏。
ペプシ・コーラCEOのインドラ・ヌーイ氏。
などなど、アメリカの超大企業のCEOにインド人がなるケースが増えています。
…あれ、書いてて思ったけど、やっぱりそれならバンガードS&P500ETF【VOO】でいいんじゃ…?w
でもそのうち、インド国内で頭角を現す優秀なインド人もでてくるはず。
そうなったときにインドのインデックス投資もしておくといいかなーと思っています。
インドのインデックス投資についても勉強しました。
現状、インドに限らず、新興国の優秀な人材はアメリカに集まっているようです。
それを考えるとやっぱりアメリカは強いんだよなぁ…。
日本はといえば、少子高齢化もあって就職が超ラクにできる時期に入っています。
ぼくは30代なんですけど、ぼくらの世代が一番就職が難しかった世代かもw
ラクに就職できるってことは、他人と競争する機会が減っているということでもあります。
海外の死ぬ気で努力してきた人たちと競争したときに勝てるかどうか…微妙なところですよね。
そこらへんも含めて、日本の日経平均よりは、アメリカのS&P500に投資をしたほうがいいと僕は思っています。
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超有名投資家のウォーレン・バフェット(資産811億ドル)氏も、奥さんに対して
「自分が亡くなったあとは、資産の90%をS&P500に投資しなさい」と言っています。