米国以外の国債に投資するETFが、バンガード・トータル・インターナショナル債権ETF【BNDX】(米ドルヘッジあり)です。
構成銘柄のメインとなるのは日本で20%ほどになります。
結論としては…うーん、お金持ちのポートフォリオにちょこっとリスクヘッジで入れておくのはいいかも…という感じ。
数千万円くらいまでの投資だったら、これをわざわざ買う必要はないかな~とも思います。
でも過去のチャートを見る限りは悪くないので、超堅実に投資をしたい!という方にはいいのかも知れません。
米ドルベースなので、「将来、円安はどんどん進んでインフレになる!」と予想されてる方にもいいかも。
簡単な目次
バンガード・トータル・インターナショナル債権ETF(米ドルヘッジあり)【BNDX】
おすすめ度 | |
概要 | 米国以外の国債をメインとしたETF |
リスクの低さ | |
リターンの期待値 | |
1年トータルリターン | 1.61% |
3年トータルリターン | 2.70% |
経費率(費用) | 0.11% |
銘柄の数 | 約4,949銘柄(かなり多い) |
PER | なし |
銘柄の代表的な市場 | 日本、フランス、ドイツ、イタリア |
予想されるリスク | 世界経済が絶好調になると置いてきぼりを食らう可能性が高い。 |
ベンチマーク指数 | ブルームバーグ・バークレイズ・グローバル総合(米ドル除く)不動調整RIC基準インデックス(米ドルヘッジベース) |
リスクヘッジとしてほかに持っておきたい銘柄 | VT、VOO |
※記事を書いたときのデータになります。現在の情報は、バンガードの公式サイトをご覧ください。
【BNDX】のチャート
いい感じに上がってきていますが、上がり幅はさほど高くありません。
米国の株式指数と比べてみましょう。
トータル・インターナショナル債権ETF【BNDX】とS&P500ETF【VOO】の比較
米国市場が絶好調のときはS&P500ETF【VOO】に、このように大差をつけられてしまいます。
まぁ債権ですしね…。
しかも配当もそんなにもらえないので、お金に超余裕がある方以外は買ってもさほど利益になりません。
【BNDX】の配当利回り
直近の配当は1.19%と微妙な感じ。
うーん、銀行に預けて利息をもらうよりは配当が多いですけど、かと言って投資としてみたらちょっと少ない感は否めません。
1億円とか資産があれば、たとえ年間1%の配当でも100万円なので話は違ってくるんですけどね…w
【BNDX】の上位市場
国 | 割合 |
日本 | 20.8% |
フランス | 11.9% |
ドイツ | 11.0% |
イタリア | 7.7% |
英国 | 7.7% |
カナダ | 5.6% |
スペイン | 5.6% |
国際機関 | 3.3% |
オランダ | 2.9% |
オーストラリア | 2.8% |
圧倒的に日本!
もし中国とかの債権に投資をしたいのであれば、米ドル建て新興国政府債券ETF【VWOB】というのもあります。
【BNDX】の信託報酬・手数料
1年間の経費率(信託報酬などの費用)は0.11%です。
意外と安い!
これなら長期で持っててもさほど負担になりません。
【BNDX】の出来高
11/1日の出来高はおよそ284万売買でした。
かなり人気です。
やっぱり安定しているからお金持ちには魅力的なのかも。
ぼくも安定した投資をしてのんびり生活できるくらいになりたい…!
まとめ:庶民にはあまり向かないかも。バンガード・トータル・インターナショナル債権ETF【BNDX】
安定していて費用も安いので、低リスク長期投資に向いています。
ただ低リスクな分、リターンもかなり低めなので、元手が多くないとがっかりしちゃうかも。
投資で資産が増えたときに、このBNDXを買うのはアリだと思います!
ETFのおすすめランキングも作ってみました
海外ETFを簡単に買う方法【初体験の方向け】
「ETFの素晴らしさはわかった!でも買い方がわからん!」
というあなたのために、わかりやすい記事を書きました。
この記事では、実際にぼくが100万円でETFを買っています。
スマホ・PCどちらも対応していて2.3分で読めちゃいます!
そらすけの運用実績もまるっと公開しています!
ぼくが始めて資産運用をしてからの月別実績も正直に公開しています。
よかったらこちらも…
あの、こちらのボタンを押してもらえると、読んでくれてる方がいるんだ!とぼくの励みになります…。
匿名の人気投票的なもので、これをクリックするだけでOKです。ぜひ、よろしくお願いします!
ETF、なんか全部良さそうでわからなくなってきたぞ…というときにぜひ!笑
参考:【自腹研究】おすすめETFランキング!