米国の国債(3-10年)をメインに投資するETF、バンガード米国中期国債ETF【VGIT】。
結論からいうと、「安定しているけどリターンは少ないので、お金持ちには最適」です。
価格はそこそこ安定してるし、経費率(費用)もかなり安いし、配当もある…。
元本をめっちゃ持ってる人にとってはかなり手堅い長期的な投資先だと思います。
株式のリスクヘッジとして持つのもアリですが、あんまり少ないと対してリスクヘッジになりません。
うーん、個人的には、さほど持つ必要がないかなぁ…という感じ。
庶民感覚だと期待できるリターンが少なすぎます。
例えば100万円入れて、いい年だったら2万円くらい儲かるみたいなそんなレベル…。
それだったら、米国株式で一番有名なS&P500ETF【VOO】にしたほうが、投資としては面白いと思うかな~。
ここは完全に好みの差がでそうですね。
簡単な目次
バンガード米国中期国債ETF【VGIT】
おすすめ度 | |
概要 | 米国国債(3-10年)をメインとしたETF |
リスクの低さ | |
リターンの期待値 | |
1年トータルリターン | -1.78% |
3年トータルリターン | 0.19% |
経費率(費用) | 0.07% |
銘柄の数 | 約115銘柄(すごく少ない) |
PER | なし |
銘柄の代表的な市場 | 米国 |
予想されるリスク | 世界経済が絶好調になるとマイナスになる可能性が高い |
ベンチマーク指数 | ブルームバーグ・バークレイズ米国国債浮動調整(3-10年)インデックス |
リスクヘッジとしてほかに持っておきたい銘柄 | VT、VOO |
※記事を書いたときのデータになります。現在の情報は、バンガードの公式サイトをご覧ください。
【VGIT】のチャート
価格の変動が大きそうに見えますが、株式市場に比べるとそこまで大きくはありません。
株式市場のチャートと比較してみましょう。
米国中期国債ETF【VGIT】とS&P500ETF【VOO】の比較
青線が米国中期国債ETF【VGIT】
緑線がS&P500ETF【VOO】です。
株式市場と比べるとわかりやすいこの安定度!
株式市場が上がっているので国債は下がっていますが、それでも2013年から2018年で約-5%に留まっています。
ついでに中期国債と超長期国債の比較もしてみました。
米国中期国債ETF【VGIT】と超長期米国債ETF【EDV】の比較
青線が米国中期国債ETF【VGIT】
オレンジ線が超長期米国債ETF【EDV】です。
EDV、荒ぶってますね…w
【VGIT】の配当利回り
直近の配当は2.37%と割と高めです。
値動き自体はかなりおとなしめなので、このETFで狙うべきは配当になります。
もし1億円とか持ってたら、年間で200万円前後の配当がもらえちゃうのか…。
いいなぁ…w
【VGIT】の信託報酬・手数料
1年間の経費率(信託報酬などの費用)は0.07%です。
最高に安い!
経費をさきほどの直近の配当から引いても、もらえる額は2.3%も残っています!
※もちろん年によって配当額は違いますが目安として!
お金持ちがどんどんお金持ちになるのがわかる気がしますね…。
【VGIT】の出来高
11/2日の出来高はおよそ26万売買でした。
まぁまぁな人気かな…?
そもそもこのETFは長期保有の人が多そうなので、出来高もそんなに上がらないような気もします。
出来高が増えるときは、株価が暴落しまくったときとかかな…。
まとめ:かなり安定した投資になりそうなバンガード米国中期国債ETF【VGIT】
株式ETFと比べるとかなり安定していることがわかったVGIT。
安定してるのはいいんですが、その分リターンも少なめです。
やっぱりお金に余裕がある人向けだよなぁ…。
もしくは長期で投資がしたいけど、リスクがなるべく低い方がいいという方にはいいと思います!
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