結論から言うと、
アクティブファンドを買っていいことナシ!アクティブファンドを買うくらいなら、主要仮想通貨を買う方が合理的
です。
そもそもですが、アクティブファンドを選ぶ理由ってなんでしょう?
- リターンがインデックスファンドより大きそう。
- インデックスファンドよりもリスクは大きくなるとしても、たぶん大丈夫そうだし儲かりそう。
- そもそもアクティブとインデックスの差を知らないまま、営業の人に進められてかった。
主にこの3つの理由のどれかだと思います。
しかし、アクティブファンドは日本にせよ米国にせよ、長期で見るとほとんど儲かってません。
テレビでさんざん持ち上げられたひふみ投信もさっぱりです。
結局のところ、
- 安定したリターンを求めるならインデックス投資。
- リスクをとっても多大なリターンを望むなら仮想通貨投資。
ということになります。
ぼくのポートフォリオはそのどちらも含んでいて、それなりに良い感じです。
アクティブファンドの利回りがいかにダメなのか、そこをまるっと書いていきたいと思います!
簡単な目次
アクティブファンドの利回りを超える投資をガチで考える
過去のデータが証明するアクティブファンドの利回りの低さ
アメリカの代表的な指数であるS&P500と複数の代表的な大型株アクティブファンドの勝率を比べてみます。
期間 | アクティブファンドが負けた割合 |
5年間 | 88.3% |
10年間 | 84.6% |
8割以上のアクティブファンドが、S&P500指数に負けています。
普通にS&P500ETF【VOO】を買ってる人のほうが、アクティブファンドより良いリターンを得られている…アクティブの意味とは!
ちなみにこれは米国株だけでなく、新興国も日本株も似たような傾向が現れます。
メディアが持ち上げるファンドには気をつけろ!
テレビや雑誌などでちやほやしているファンドには特に気をつけましょう。
絶好調だったひふみ投信も、テレビに出てからは勢いをなくしました。
チャートを見てみましょう。
絶好調だった2017年までの右肩上がりが、2018年に入ってからは嘘のようです。
テレビのカンブリア宮殿で放映されたのが2017年2月。
チャートと照らし合わせてみると…そこらへんから良くない感じになってますよね。
ちなみにテレビ放映があってから、ひふみ投信を買う人が殺到したそうです。
チャートを見る限り、殺到した人たちは現時点ではみんな損をしてますね…。
ぼくはひふみ投信の下落を予想してました。
テレビにでたら終わりの法則
テレビというのは、受動的(なにもしなくても情報が流れる)なモノです。
つまり、情報感度が一番低い人が情報を得る場になっています。
情報感度が低い人というのは、株にせよ不動産投資にせよ、どんな投資でもカモになってしまう人たちです。
投資で儲かる人と損をする人の”投資のタイミング”を見てみましょう。
- 情報感度が高い人が、有望な投資先を見つけて買う。
- 情報感度が高い人が知り合いなどにオススメする。
- 情報が広まり、普段から投資に興味を持って調べてる人たちが買う。
- テレビで放映、投資を知らない人たちが買いまくり、初期の人たちは売り抜けて利益をえる。
不動産投資で「いい物件がありますよ」と向こうからやってくる情報にいいものがないのと同じです。
誰もが調べようとしないでも手に入る情報というのは、まったく価値がありません。
2018年初期に弾けた仮想通貨バブルも似たような傾向がありました。
テレビCMで仮想通貨取引所がバンバン放映され、仮想通貨がなんなのかをわからない人たちが殺到し、あっさりバブルは弾けたのです。
投資利回りを良くするための情報の仕入れ方
情報感度が高い人はどこで情報を手に入れてるのでしょうか。
一般的には、Twitterや個人投資家のブログが最適です。
雑誌や大手投資サイトのアナリストは、ポジトークを見極める力が必要になります。
それに比べてTwitterや個人投資家のブログであれば、かなり有益な情報を書いている人も多くいます。
仕手筋や煽り屋に気をつけさえすれば、テレビを見てるだけの人たちの何倍も良い情報を得ることができるようになります。
初心者が低リスクで利回りよくするのであれば、結局インデックス投資になる
過去データが示すとおり、初心者はインデックス投資が一番です。
アクティブファンドの8割以上が負けてるような世界、つまりプロですら勝てない世界で素人が勝つのは容易ではありません。
もちろん、運が良ければ2.3年は勝つこともあると思います。
でもそれが5年、10年となってくるとかなり厳しくなってくる…というかほとんどの人は無理です。
奇をてらわず、営業マンのトークに惑わされず、インデックス投資で淡々とリターンを得るのが最適解だと思います。
インデックス投資よりリターンを求めたいなら、仮想通貨投資
リスクが上がっても、リターンをもっと求めたい!というのであれば仮想通貨投資がいいと思います。
インデックス投資では1年で資産が3倍になるようなリターンはありません。
仮想通貨投資であれば、資産3倍もめずらしくありません。
もちろんそれだけにリスクの高さもありますが、勝てないアクティブファンドに投資するよりは全然いいと思っています。
仮想通貨は株式と違い、詐欺的なものも多くあります。
買ってもいいな、と思える代表的なものは、ビットコイン(BTC)とリップル(XRP)の2つ。
参考記事:【バブル乗り切り組】初めて仮想通貨を買うならビットコインかリップルがいい理由
少なくともこの2つは詐欺の可能性はかぎりなく低いですw
ぼく自身、去年の5月に参入してからそれなりに稼ぐことができました。
仮想通貨って知らない人からしてみれば怪しさ満点なので、やりたくない気持ちもわかりますw
ですが、フィンテックという観点から見ると非常に将来性のある分野だと思います。
フィンテックとは
金融(ファイナンス)と技術(テクノロジー)を組み合わせた造語。
いままでの金融サービスをより便利にする動きのこと。
電子マネーもその一つ。
ぼくは普段、Apple Watchで電子マネーを使って買い物をしています。
スーパー、コンビニ、無印良品、吉野家など、都内だと電子マネーが使えるところがかなり多く、現金がなくてもまったく不自由しません。
会計もスムーズで現金より利点が多いと感じています。
ただ…自分以外で電子マネー会計をしてる人をほとんど見ないんですよね…。
考えてみれば、JRのSuicaが普及するのにも10年くらいかかっています。
あれも最初のうちは「よくわからんし、いらんだろ」と思ってる人が大半でした。
まさに現代の電子マネーや仮想通貨も、「よくわからんし、いらんだろ」と思われている時期です。
こういった「大衆が興味を持ってない(もしくは知らない)時点」で仕込めるかどうかが大事です。
テレビで「電子マネーの普及率が70%を超えました!」と報道された時点ではすでに遅いわけです。
もちろん、この予想が当たるかどうかはわかりません。
しかし、それが”リスクを取る”ということでもあります。
投資でお金をガンガン増やすためには、リスクをとることが必須条件です。
「リスクなしで利回りが良い!」なんてのは詐欺しかありません。
世の中、そういうのに引っかかる人って結構多いんですよね…。
詐欺に騙されてお金を減らすよりも、リスクを覚悟して投資をしていくほうが、何倍も経験値を得られます!
まとめ:低リスクで行くならインデックス投資、利回りをドカンと増やしたいなら仮想通貨投資
というわけで、投資をするならインデックス投資か仮想通貨投資の2つがオススメ、という記事でした。
アクティブファンドはね…調子いい時はいいんですけどね…。
あと不動産投資もまったくオススメしません。
あれはめっちゃ不動産を勉強して、何回か失敗したり試行錯誤してようやく利回りがそこそこな投資ができるかな、的なものです。
片手間でサクッとできるものではないので、不動産が好きな人だけやったほうがいいです。
ワンルーム大家とか、シェアハウス大家とかほとんどの人は儲かってないんじゃないかな…。
かぼちゃの馬車問題とかもありましたし。
投資の勉強をなるべくしないでも利回りが良いものと言えば、インデックス投資の右に出るものはないと思います。
インデックスファンドのETFを買ってそのまま放置して長期投資がいいんじゃないかなぁ…。
そしてもっとリターンを追求したいのであれば、仮想通貨投資がいいと思います。
自分の投資ポートフォリオもそんな感じですし、2019年もそれで行こうと思っています!
そらすけの運用実績もまるっと公開しています!
ぼくが始めて資産運用をしてからの月別実績も正直に公開しています。
よかったらこちらも…
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アクティブファンドとインデックスファンドの違いがイマイチわからない…という方はこちらをご覧ください!
参考記事:【初心者でも勝てる確率が上がる】パッシブ運用、アクティブ運用とは?