アメリカはイケイケだけど、これが続くとも思えない…。
そんな先見の明があるあなたにオススメなのが、バンガードのTTSE・エマージング・マーケッツETF【VWO】です。
このETFは、新興国の株を効果的に分散投資するのにピッタリ。
どんな国がインデックスに含まれているのかというと、中国や台湾、インドなどがメインになっています。
実際、中国はいろいろありますけど成長は著しいですよね。
でも、中国の株を買うのは大変ですし、なによりなにを買ったら上がるのかわからない…w
インドもこれから急成長しそう感がモリモリしてますが、あまりにも「これから伸びるスタートライン」って感じなので、個別株に投資するのはギャンブルだったりします。
そんなときに、このTTSE・エマージング・マーケッツETF【VWO】が役立つというわけ。
…インデックス投資(ETF)を勉強してて毎回思うんですけど、商品名長いですよね…w
最初に結論を書いちゃうと、現状ではアメリカ株のインデックス投資が最強です。(リターンが一番いい)
でも、これがずっと続くとは限りません。
栄子衰退、盛者必衰です。
アメリカが元気がなくなったときにくるのは、中国やインドなどが可能性高いので、そこに賭ける!というのがこのETFだと思います。
簡単な目次
アメリカは不安。エマージング・マーケッツETFというインデックス投資
結構、波が激しいので買うタイミングを間違わなければ高利益、間違えると塩漬けパターンな感じですね…。
おすすめ度 | |
概要 | 中国や台湾、インドなどのアメリカ以外の国の株がメインのETF(一番割合が多いのは中国) |
リスクの低さ | |
リターンの期待値 | |
1年トータルリターン | -9.19% |
3年トータルリターン | 5.97% |
経費率(費用) | 0.14% |
銘柄の数 | 約4,712銘柄(かなり多い) |
PER | 12.35倍 |
銘柄の代表的な市場 | 中国、台湾、インドなど |
予想されるリスク | 中国やインドなど、政治的な不安要素が多い |
ベンチマーク指数 | FTSEエマージング・マーケッツ・インデックス |
リスクヘッジとしてほかに持っておきたい銘柄 | VT、VOO |
※記事を書いたときのデータになります。現在の情報は、バンガードの公式サイトをご覧ください。
バンガード FTSE・エマージング・マーケッツETF【VWO】
今回書くETFも毎度おなじみバンガードです。
ぼくはバンガード大好きすぎな感じですが…だって経費がめっちゃ安いんだもの…。
出来高もそこそこあって売り買いしやすいし、安定感があると思います。
エマージング・マーケッツのエマージングとは、直訳すると「新出現の」という意味になります。
今までになかった企業が数年で超大企業になるというのは現代では珍しくありません。
中国のアリババや日本のメルカリなんかも、すごく短い期間でめちゃくちゃでっかい企業になってますよね?
バンガードのFTSE・エマージング・マーケッツETFは構成銘柄数が4,700前後とかなり多く、その中にはこれから大きく成長する企業がいくつか入っているかも知れません。
個人的には、買うタイミングさえ間違わなければ結構儲かりそうだな~という印象です。
バンガード FTSE・エマージング・マーケッツETF【VWO】の主要国
VWOの上位10カ国はこんな感じになっています。
国名 | 割合 |
中国 | 34.2% |
台湾 | 14.5% |
インド | 10.6% |
ブラジル | 8.3% |
南アフリカ | 7.4% |
タイ | 3.9% |
ロシア | 3.8% |
マレーシア | 3.3% |
メキシコ | 3.2% |
インドネシア | 2.2% |
中国の企業が34%ほどとかなり比率が高くなっています。
アメリカの次に来るのは中国か、なんて言われていますし、これは理にかなってる感じがしますね。
中国、台湾、インドの3強はたしかに魅力的です。
バンガード FTSE・エマージング・マーケッツETF【VWO】の主要銘柄
銘柄 | 割合 |
テンセントホールディングス | 5.14% |
アリババ・グループ | 2.79% |
TSMC | 1.93% |
ナスパーズ | 1.84% |
中国建設銀行 | 1.64% |
中国工商銀行 | 1.19% |
中国平安保険 | 0.93% |
バイドゥ | 0.91% |
中国移動 | 0.86% |
上位銘柄のほとんどが中国です。
テンセントホールディングス・・・世界五大企業の一つ。世界最大のゲーム会社で、アメリカのいろいろな企業の大株主でもある。
アリババ・グループ・・・中国の情報技術をなどを行う会社。中国人はアリペイという電子マネーを日常的に使用している。
TSMC・・・世界最大の半導体製造の会社。顧客は、アップル、クアルコムなど。
ナスパーズ・・・インターネット通信がメインの多国籍企業。本部は南アフリカのケープタウンにある。
中国建設銀行・・・中国の4大銀行の一つ。中国に21,000以上の支店を持つ巨大銀行。
中国工商銀行・・・中国の4大銀行の一つ。中国、国外合わせて17,613の支店がある。
中国平安保険・・・中国の4大保険会社の一つ。(なんか4大が多いな…w)中国の巨大な保険会社。
バイドゥ・・・インターネットの検索エンジンを提供する会社。中国ではグーグルなどの検索エンジンが使えないため、バイドゥが主流。
中国移動・・・世界最大の携帯電話事業者。中国は人口が多いだけに、世界最大規模の会社も多い。
企業を調べてみると、やっぱり中国は特殊な国だなーという感じです。
中国では、国営企業が全体の45%以上を占めているらしく、ほかの国ではなかなかない状態になっています。
バンガード FTSE・エマージング・マーケッツETF【VWO】のリターン
直近1年のリターンは、7.71%です。
インデックス投資の中ではそんなに多くない感じ。
ただ今はアメリカがイケイケなので、その状況の中では悪くない感じ…かな?
中国や台湾、インドがもっと成長してくれば、さらにリターン(利益)が上がってくると思います。
現状はまだ力を出し切ってない感じのETFですね。
経費率は、0.14%とほかのバンガードのETFよりもちょっと高め。
中国株が多いからかな…?
とはいえ1%を切っているので激安だとは思います。
まとめ:バンガード FTSE・エマージング・マーケッツETF【VWO】は買い?
いろいろ調べてみた結果…うーん、VWOは買いかと言うとうーん…w
やっぱりまだアメリカ強いですからね…。
それが崩れたときに改めてこのETFを買うかどうか検討しても良さそうな気がします。
今はまだアメリカメインのS&P500連動タイプのETFを買うほうがリターンは期待できそう。
参考:バフェットもおすすめのS&P500インデックス投資をしてみる
今後の状況次第では、このVWOが高リターンを出してくれるようになるかも知れません。
そうなったときは全力で突っ込みたいと思います!w
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ETF、なんか全部良さそうでわからなくなってきたぞ…というときにぜひ!笑
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ちなみに日本はというと…少子高齢化がクソヤバいので、とりあえず生き残ることが大事、レベルな気もします…。