米国のモーゲージ担保(住宅ローン担保)証券のETFが、バンガード米国モーゲージ担保証券ETF【VMBS】です。
住宅ローン担保の簡単な解説
- 住宅購入者が住宅を買いたい!となって金融機関(銀行など)で住宅ローンを申し込む。
- 住宅ローンを貸し出した金融機関(銀行など)は、それをたくさんあつめて、政府系機関(ファニーメイ、フレディマックなど)を通じて証券化する。
- その証券を市場で売却する。
住宅ローンを支払い能力がない人達にまで貸しまくった結果に起こったのが、有名なサブプライムローン問題。
サブプライムローンで暴落したくらいだし、これ大丈夫なの…?と思いましたが、中身を見て安心しました。
ほとんどが米国政府、つまり政府モーゲージになっています。
サブプライムローンは支払い能力がない人に貸したことが問題だったので、政府モーゲージならその心配はほぼないはず…!(たぶん)
VMBSの特徴は、「国債と同じくらい安定している」ということです。
大きく資産を増やしたい人には向かないけど、お金持ちが配当金だけで生活するにはアリな投資先ですね。
お金持ちに!なりたい!w
簡単な目次
バンガード米国モーゲージ担保証券ETF【VMBS】
おすすめ度 | |
概要 | 米国社債(10年超)をメインとしたETF |
リスクの低さ | |
リターンの期待値 | |
1年トータルリターン | -2.12% |
3年トータルリターン | 3.19% |
経費率(費用) | 0.07% |
銘柄の数 | 約570銘柄(普通) |
PER | なし |
銘柄の代表的な市場 | 米国 |
予想されるリスク | サブプライムローン問題がトラウマ |
ベンチマーク指数 | ブルームバーグ・バークレイズ米国MBS浮動調整インデックス |
リスクヘッジとしてほかに持っておきたい銘柄 | VT、VOO |
※記事を書いたときのデータになります。現在の情報は、バンガードの公式サイトをご覧ください。
【VMBS】のチャート
国債と似たようなチャートを形成しています。
ほかのETFと比べてみましょう。
米国モーゲージ担保証券ETF【VMBS】と米国中期国債ETF【VGIT】、S&P500ETF【VOO】の比較
青線が米国モーゲージ担保証券ETF【VMBS】
オレンジ線がS&P500ETF【VOO】です。
株式ETFに比べて、債権ETFのVMBSとVGITはかなり安定していますね。
微妙に下がってますが、株式が不調になってきたら逆に上がってくると思います。
【VMBS】の配当利回り
直近の配当は3.19%とそこそこ高め。
同じ時期の米国中期国債ETF【VGIT】が4.84だったので、配当を比べると国債のほうが良さげです。
【VMBS】の信託報酬・手数料
1年間の経費率(信託報酬などの費用)は0.07%です。
バンガードの国債・社債系ETFはだいたいこれくらいです。
かなり安いので特に気にすることはありません。
【VMBS】の出来高
11/3日の出来高はおよそ57万売買でした。
割と人気がある…!
政府系のモーゲージということで安定してるのが人気の秘訣かな…。
まとめ:安定を求めるならバンガード米国モーゲージ担保証券ETF【VMBS】
サブプライムローンがあった米国モーゲージですが、このVMBSなら格付けが政府機関のものがほとんどなのでその心配はないはず…。
過去のチャートを見てる限りではかなり安定している様子が伺えます。
ただ、安定を求めるなら国債のETFでいいじゃんって気もしちゃうんですよね…w
債権系ETFを買うなら、やっぱり米国中期国債ETF【VGIT】のほうがいいかなーと思います。
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