米国の社債(10年超)をメインとしたETFがバンガード米国長期社債ETF【VCLT】です。
国債と比べて、景気に左右されやすいと言われている社債。
しかしここ数年のデータを見てみると、国債とさほど価格の動きは変わりません。
その割には配当がすごく高いので、長期でまったり持つには良さそうなETFとなっています。
簡単な目次
バンガード米国長期国債ETF【VCLT】
おすすめ度 | |
概要 | 米国社債(10年超)をメインとしたETF |
リスクの低さ | |
リターンの期待値 | |
1年トータルリターン | -7.39% |
3年トータルリターン | 3.52% |
経費率(費用) | 0.07% |
銘柄の数 | 約1826銘柄(そこそこ多い) |
PER | なし |
銘柄の代表的な市場 | 米国 |
予想されるリスク | 世界経済が絶好調になるとマイナスになる可能性が高い |
ベンチマーク指数 | ブルームバーグ・バークレイズ米国社債(10年超)インデックス |
リスクヘッジとしてほかに持っておきたい銘柄 | VT、VOO |
※記事を書いたときのデータになります。現在の情報は、バンガードの公式サイトをご覧ください。
【VCLT】のチャート
国債と同じく、ここ数年はパッとしないチャートになっています。
やはり株式が順調だと国債も社債もダメですね…。
米国長期社債ETF【VCLT】と米国長期国債ETF【VGLT】の比較
青線が米国長期社債ETF【VCLT】
オレンジ線が米国長期国債ETF【VGLT】です。
これを見ると、国債のほうがボラティリティ激しいような…。
とはいえどちらも株式と比べたらボラティリティは少ないので、長期で配当狙いで持つにはアリですね。
【VCLT】の配当利回り
直近の配当は4.84%とすごく高め。
これはスゴい…。
あとは価格が安定してくれたら、かなりいいETFなんだけどな…。
【VCLT】の信託報酬・手数料
1年間の経費率(信託報酬などの費用)は0.07%です。
バンガードの国債・社債系ETFはだいたいこれくらいです。
安いので問題なし!
【VCLT】の出来高
11/3日の出来高はおよそ39万売買でした。
配当高いわりには思ったより人気がない…?
でもこれ、債権ETFの中では結構いいETFだと思います。
まとめ:配当の高さが魅力!バンガード米国長期社債ETF【VCLT】
ほかに類を見ないくらいの配当の高さが魅力的なVCLT。
もちろん、配当額も年々変わりますが、そこを踏まえても結構いいETFだと思います。
1億円くらい余裕なお金を持ってたら、このVCLTに突っ込んどくだろうな…w
少ない資金でなるべく多くのリターンを得つつ、リスクはできるだけ低めにしたい方は、債権よりも株式ETF(VOOとか)のほうがオススメです。
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