米国債(20-30年)のパフォーマンスと連動することを目指したETFが、バンガード超長期米国債ETF【EDV】です。
不況時に強い国債ですが、正直なところ、経済が好調なときはまったくオススメしません。
もし買うなら、「こりゃ不況が長引くぞ…」と確信できてからでも遅くないと思います。
そう思うに至った根拠を書いていくので参考にしてみてください~。
簡単な目次
【玄人向け】バンガード超長期米国債ETF【EDV】の投資評価
おすすめ度 | |
概要 | 米国国債(20-30年)をメインとしたETF |
リスクの低さ | |
リターンの期待値 | |
1年トータルリターン | -9.14% |
3年トータルリターン | -0.27% |
経費率(費用) | 0.07% |
銘柄の数 | 約80銘柄(すごく少ない) |
PER | なし |
銘柄の代表的な市場 | 米国 |
予想されるリスク | 世界経済が絶好調になるとマイナスになる可能性が高い |
ベンチマーク指数 | ブルームバーグ・バークレイズ米国債STRIPS(20-30年)均等額面インデックス |
リスクヘッジとしてほかに持っておきたい銘柄 | VT、VOO |
※記事を書いたときのデータになります。現在の情報は、バンガードの公式サイトをご覧ください。
【EDV】のチャート
チャートを見ても、あんまりいい感じとは言い難い形になっています。
これがもし米国市場が超不景気だったら良い形になってたかも知れませんが、現状はこんな感じです。
超長期米国債ETF【EDV】とS&P500ETF【VOO】の比較
青線が超長期米国債ETF【EDV】
オレンジ線がS&P500ETF【VOO】です。
米国株式の代表的な指数S&P500の好調さと比べると、このETFの難しさがわかります。
もうかなり下がってるので逆に買い時なのかも知れませんが、どこまで下がるかもわかりません…。
【EDV】の配当利回り
直近の配当は3.24%とそこそこ高めです。
配当はさすがにいい感じですが、それ以上に価格が下がってしまったら精神的なダメージが大きいのでうーん、どうかなぁ…。
配当の多さだけで言ったら、米国公共事業セクターETF【VPU】が3.13%と同じくらいあります。
そしてこっちのほうが堅調な動きをしてるので、ぼくが買うならVPUです。
【EDV】の信託報酬・手数料
1年間の経費率(信託報酬などの費用)は0.07%です。
かなり安いので、長期間持っても安心です。
でも、長期間持つのにオススメかというとそれはまた別のお話…w
【EDV】の出来高
11/1日の出来高はおよそ6万売買でした。
結構少なく、人気はありません。
まぁそりゃそうですよね…。
不況時になれば、出来高は上がってくると思います。
まとめ:買うタイミングが難しい。バンガード超長期米国債ETF【EDV】
正直、ここ数年のデータだけだといつ買ったらいいのかわかりません。
いつ買ってもあんまり利益がでないような…。
お金に余裕がある人は、分散投資の一環として持っていてもいいかもですが、無理に買う必要もないと思います。
配当の良さが魅力というのであれば、米国公共事業セクターETF【VPU】をオススメします。
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