ラッセル1000とは、米国のラッセル・インベストメンツが公表している、米国大型株の代表的な指数の一つです。
主に時価総額の上位1000位までの銘柄を集めた指数で、毎年、構成銘柄の見直しがあります。
似たような指数にS&P500(こっちは500銘柄)があって、一般的にはS&P500のほうが有名ですよね。
ETFの利回りもS&P500系とラッセル1000系のETFはほとんど変わりません。
経費率の差で言えばS&P500ETF【VOO】のほうが優秀なので、そちらをオススメします。
簡単な目次
バンガード・ラッセル1000ETF【VONE】
おすすめ度 | |
概要 | 米国の大型株を集めたETF |
リスクの低さ | |
リターンの期待値 | |
1年トータルリターン | 14.41%(過去の参考値) |
3年トータルリターン | 11.46%(過去の参考値) |
経費率(費用) | 0.12%(普通) |
銘柄の数 | 約1000銘柄(普通) |
PER | 18.04倍 |
銘柄の代表的な市場 | 米国 |
予想されるリスク | 米国市場の株価下落の影響を顕著に受ける。 |
ベンチマーク指数 | ラッセル1000インデックス |
リスクヘッジとしてほかに持っておきたい銘柄 | VT |
※記事を書いたときのデータになります。現在の情報は、バンガードの公式サイトをご覧ください。
【VONE】のチャート
VONEのチャートです。
2015年から右肩上がりで来てますが、ほかのETFチャートと比較してみましょう。
ラッセル1000ETF【VONE】とS&P500ETF【VOO】の比較
チャート的にはほとんど一緒ですね…。
となると、毎年かかる費用が安いほうが有利ということになります。
費用が安いのは…S&PETF【VOO】!w
【VONE】の上位銘柄
銘柄 | 割合 |
アップル | 3.5% |
マイクロソフト | 2.9% |
アマゾン | 2.7% |
アルファベット | 2.6% |
フェイスブック | 1.8% |
バークシャー・ハサウェイ | 1.4% |
JPモルガン・アンド・チェース | 1.4% |
エクソンモービル | 1.4% |
ジョンソン・エンド・ジョンソン | 1.3% |
バンク・オブ・アメリカ | 1.0% |
やはり有名な超大企業が多くなるため、取り立ててなにかあるわけでもありません。
米国の大型株系ETFを買うとどうしてもこうなっちゃいますよね…。
【VONE】の信託報酬・手数料
1年間の経費率(信託報酬などの費用)は0.12%です。
ETF全体として見たら高いわけではないんですが、同じような米国大型株のETFと比べると高めになっています。
これをわざわざ選ぶ理由はそんなにありません。
まとめ:特に無理して選ぶ必要はないバンガード・ラッセル1000ETF【VONE】
米国の全体的な株式に投資したいのであれば、S&P500ETF【VOO】のほうが費用も安くて優秀です。
わざわざ費用の高いこれを選ぶ必要は、いまのところないかな~。
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