ETF(上場投資信託)と投資信託、どちらも一長一短、いい面とめんどくさい面があります。
ぼくがETFを多めに買ってる理由は、
- 年間の費用が安い
- 種類が豊富
の2つ。
そしてたまに投資信託を買う理由は、
- 日本で買えるETFにはない指数を使ったものがある
- 配当金を自動で分配してくれるからめんどくさくない(なにげに重要)
この2つです。
ETFと投資信託をよくわからずに買ってしまうと、気づかずに損をしてしまうことも…。
ぼくのETFと投資信託の使い分けをまるっと解説していきます!
簡単な目次
【使い分け】ETF好きの僕が投資信託を買う理由
ETFと投資信託の違いをおさらい
ETFと投資信託の違いをシンプルに表にしてみました。
ETF | 投資信託 | |
取引可能時間 | 取引時間中いつでも買える | 9~15時 |
価格の決め方 | リアルタイム変動(株式と同じ) | 1日1回変わる |
買える場所 | 証券会社(株式と同じ) | 投資信託によって異なる(ゆうちょ限定など) |
買い方 | 株式と同じ | 基準価格をもとに購入 |
買うときにかかる手数料 | 売買委託手数料 | ノーロード(無料)が多い |
年間にかかる費用 | 0.04%~0.1%くらいと激安 | 0.159%~2%くらいと幅がある |
配当金 | 現金で口座に振り込まれる | 「自動で再投資」が選べる |
ちなみに初心者が買いやすいのは投資信託ですが、「どう考えても損をするだろこれ…」という商品もあります。
いわゆる情弱ホイホイ的なものが混ざってるので注意してください。
変な投資信託を掴まされれないために注意すること
投資信託を選ぶポイントは、
- ノーロード(売買手数料無料)を選ぶ
- 信託報酬(年間にかかる費用)が高いものはやめておく(1%とかめちゃくちゃ高いです)
- 窓口で対面で買わない(ネット販売限定で似たようなのがもっと安く売られてる)
- リスクが高いものはよく考える(トルコリラ建てとか)
最低限、ここらへんを気をつけていれば問題ないはずです。
投資信託の魅力その1:ETFにない指数を買える
ぼくが持っている投資信託は、
- イーマクシスネオ ロボット
- イーマクシスネオ 宇宙開発
- イーマクシススリム バランス8資産均等型
の3つです。
おもしろいのがイーマクシスネオシリーズで、これはAIを活用した「Kenshoニューエコノミー指数」というものを使っています。
AIを使って企業の開示情報などの膨大なテキストを自動的に処理し、銘柄を選定するといういままでにない手法を取っています。
イーマクシスネオ ロボットの魅力
イーマクシスネオ ロボットは、米国の取引所に上場している日本を含む世界各国のロボット関連企業から厳選して投資をしています。
これから確実に増えていくロボティクス、今のうちから投資しておけば…。
ロボットが増えると、労働者が減ってしまう!とも言われていますが、企業の効率化を考えたらロボット導入の流れは止まらないと思います。
逆に労働者だからこそ、今のうちにロボット関連の投資をしておけば仕事が減った分、利益がでるかも…?
詳細記事:【50万購入】eMAXIS Neo ロボットを徹底的に評価&買い方解説!【イーマクシス ネオ】
イーマクシスネオ 宇宙開発の魅力
宇宙開発というと非常に夢のある話しに聞こえます。
…が、実際は宇宙という広大な空間をどの国が支配するかという激烈な競争があります。
いままでは陸・海・空が戦争で重要なポイントでしたが、今後はこれに宇宙も加わります。
これは宇宙でSFチックな戦闘が始まるという意味ではありません。
例えば軍事用のGPS衛星を壊されたりすると、ミサイル誘導ができなくなり攻撃を無力化することができます。(大雑把ですがw)
もし中国が宇宙で好き放題してしまったら、米国としてはかなり困った状態になってしまいます。
そういう事情もあるので、この宇宙開発は今後も大きな発展をしていくとみています!
詳細記事:【50万購入】eMAXIS Neo 宇宙開発を徹底的に評価!【イーマクシス ネオ】
イーマクシススリム バランス8資産均等型の魅力
これは株式やリート(不動産)、債権などに幅広く投資しているタイプになります。
よくある定説として「資産はリスク分散しろ!」というのがあるのでそれが本当なのか試すために買いました。
この記事を書いている現在、100万円ほど投資をしています。
詳細記事:イーマクシススリム バランス(8資産均等型)を他と比較・評価してみた
投資信託の魅力その2:配当金を自動で再投資してくれる
ETFや投資信託で利益を出すためには2つの方法があります。
- 価格が上昇する
- 配当金をもらう
利益幅として大きく見込めるのは価格の上昇ですが、配当金が多いETFや投資信託もあります。
この配当金、ETFだと年間数回、自分の口座に勝手に分配されていきます。
「毎年お金がもらえるなんてスゴい!」と思うかも知れませんが、長期投資では「配当金再投資戦略」が常識となっています。
つまり、もらった配当金はそのまま元手に加えてさらなるリターンを目指すやり方です。
これは複利でお金をガンガン増やすためには欠かせません。
参考記事:【あなたもできる】金持ちがより金持ちになる「複利」の仕組み
でも、ETFだとこの配当金を自分でまた再投資しなきゃいけないのでめんどくさいんですよね…。
しかもいくつもETFを持ってると、どのETFがどれだけ分配金あったのかわかりづらいし…。
投資信託の場合は、
- 配当金をもらう
- 配当金を自動で再投資する
のどちらかを選ぶことができます。
ぼくはもちろん再投資するほうを選んでいます。
ETFの魅力:めちゃくちゃ費用が安い
ETFの一番の魅力はなんといっても年間にかかるコストが激安なこと。
バンガードのS&P500ETF【VOO】なんて費用が0.04%しかかかりません。
投資信託だと安くても0.15%くらいはかかってしまうので、その差は3倍以上…。
1%以下の数字だとどうしても「別にたいしたことないっしょ」って思っちゃいますが、長期投資で考えるとかなり変わってきます。
もし年間5%のリターンだったとして、費用が1%と0.1%の場合を考えてみます。
100万円を投資してたら、5%なので利益は5万円、そこから費用が1%だと1万円引かれます(税金とか細かい話はナシ)
もし費用が0.1%だったら1000円しか引かれません。
これが5年、10年と続いていくとかなりの額が変わってくることになります。
それを考えると、ETFの低コストなところはとても魅力的なんですよね…。
まとめ:マメな人は低コストなETF!ものぐささんは投資信託!
マメに配当金を再投資できる人は、コストの安いETFがオススメです。
ほっぽらかしがいい!という人は投資信託でなるべくコストの安いものがオススメ。
ぼくはイーマクシススリムシリーズがコスト面でかなりいいと思います。
安心の三菱UFJ投信だし…。
あとはイーマクシスネオのように、日本のETFで取扱いがないものを買うときも投資信託はいいですね。
ETFも投資信託も買うときはかならず「年間の費用が高くないか・リスクはどれくらいか・リターンは見込めるか」の3つは重視するようにしてみてください。
そうすれば、不労所得の生活もきっと近づくはず…!!
あの、こちらのボタンを押してもらえると、読んでくれてる方がいるんだ!とぼくの励みになります…。
匿名の人気投票的なもので、これをクリックするだけでOKです。ぜひ、よろしくお願いします!
にほんブログ村