アメリカ以外に賭けるインデックス!FTSE先進国市場(米国以外)ETF【VEA】

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30代でのセミリタイアを目標に頑張る30代(就職氷河期末期の世代)。 派遣社員から転職を5回して、年収1000万円を超えた(副業含め)のちに起業。 バカを行動力で補うタイプ。 最近は投資をようやく覚えて、そっちにハマりぎみ。 お金に悩まない生活を目指して勉強してます! 運用実績はこちらで公表しています。【累計利益1,367,444円】 追記:この前、週間SPA!に投資家として取材されました~!



先進国の筆頭と言えばアメリカ、世界経済のトップをひた走るのはアメリカ…。

日本でも知られた大企業は大抵アメリカです。

Amazon、グーグル(アルファベット)、フェイスブック、インスタ、ツイッター…。

誰もがアメリカはやっぱりスゴい、と思いますよね。

でも、どんな大企業、大国だったとしても、いつかは廃れていくもの。

みんながいいと思ったものの逆に賭ける人ほど儲かる、という逆張り思想も投資の世界では有名です。

「とはいえ、新興国はまだ不安定すぎるしどうなるかわからない…」という場合には、アメリカ以外の先進国に賭けるという手があります。

それが今回勉強した、FTSE先進国市場(米国以外)ETF!

sorasuke

ETFがよくわからん、って方はこちらの記事を読めば、3分で理解できます!

参考:超わかる!インデックス投資とは?【初心者向け】

アメリカ以外に賭けるインデックス!FTSE先進国市場(米国以外)ETF【VEA】

VEAのチャート

うーん、チャートで見るとそんなにいい感じはしません。

というか、アメリカ市場のETFがだいたいみんな右肩上がりすぎてそれと比べるとどうしてもイマイチな感じがします。

順調に上がっては来ているんですけどね…。

おすすめ度

ETFのオススメランキングはこちらです。

概要 米国の債権市場全体へ幅広く分散したETF
リスクの低さ
リターンの期待値
1年トータルリターン -6.71%
3年トータルリターン -7.26%
経費率(費用) 0.07%
銘柄の数 約3,905銘柄(かなり多い)
PER 13.61倍
銘柄の代表的な市場 米国以外の先進国
予想されるリスク これから先もあまり上がりそうな材料がそんなになさそう
ベンチマーク指数 FTSE先進国(除く米国)インデックス
リスクヘッジとしてほかに持っておきたい銘柄 VTVOO

※記事を書いたときのデータになります。現在の情報は、バンガードの公式サイトをご覧ください。

FTSE先進国市場(米国以外)ETF【VEA】の特徴

  • 対象国は、日本、イギリス、カナダ、フランス、ドイツ、スイス、オーストラリアなど
  • 運用は基本的にパッシブ運用
  • 安い経費(0.07%)なのでほとんど気にしなくてすむ
  • 日本の証券会社に口座を作れば簡単に買える(1万円くらいでも買える)

という感じ。

利益の実績は、1年で8.99%となっています。(参考:ブルームバーグ

※過去の実績に基づくもので、未来を保証するものではありません。

なかなか利益も悪くなく、結構いいかも…。

銀行にあずけてたって0.1%くらいにしかならないことを考えると、その分、このETFに投資してれば69倍の利益ってことです。(うまくいけば…w)

FTSE先進国市場(米国以外)ETF【VEA】上位の国の割合

国名 割合
日本 22.4%
イギリス 15.3%
フランス 8.2%
ドイツ 8%
カナダ 7.8%
スイス 6.5%
オーストラリア 5.9%
韓国 4.9%
香港 3.3%
オランダ 3.0%

日本めっちゃ多いですね。

とはいえ、全体から見ると2割程度なので、もし日本だけ不況になったとしてもリスクは低そうです。

FTSE先進国市場(米国以外)ETF【VEA】上位の銘柄の割合

企業名 割合
ロイヤル・ダッチ・シェル(オランダ・イギリス) 1.3%
サムスン電子(韓国) 1.3%
ネスレ(スイス) 1.2%
HSBCグループ(イギリス) 0.9%
ノバルティス(スイス) 0.9%
トヨタ自動車(日本) 0.9%
エフ・ホフマン・ラ・ロシュ(スイス) 0.8%
ユニリーバ(オランダ・イギリス) 0.8%
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(イギリス) 0.7%
BP(イギリス) 0.7%

なんと、上位10銘柄を全部合わせても全体の9.5%にしかなりません。

これはつまり、めちゃくちゃいろんな銘柄に分散させているということになります。

上位の銘柄だと、日本はトヨタしか入ってませんが、国割合を見た感じ、日本のいろんな企業が組み込まれていることが伺えます。

上位銘柄の簡単な解説

ロイヤル・ダッチ・シェル・・・オランダのハーグに本拠を置く企業。ヨーロッパ最大のエネルギーグループ、セブンシスターズとよばれる7社のうちの1社。(四天王的なアレ。強い)

サムスン電子・・・韓国と言ったらこの企業。

ネスレ・・・日本でもコーヒーブランドで有名。本社はスイスのヴヴェイ。世界最大の食品・飲料会社。

HSBCグループ・・・世界最大級のメガバンク。もともと香港で設立された香港上海銀行が母体。

ノバルティス・・・スイスのバーゼルに本拠地を置く、国際的な製薬・バイオテクノロジー企業。チバガイギー社とサンド社という2社が合併してできた企業。(千葉は関係ない)

トヨタ自動車・・・泣く子も黙る日本の大企業。港区に行くとレクサスがばんばん走ってて、大衆車だっけ?と勘違いしそうになる。

エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・・・スイスのバーゼルにある世界的な製薬・ヘルスケア企業。(ちなみにバーゼルは、世界的に有名な製薬・農薬・化学系の企業が集まる街として有名)

sorasuke

なぜバーゼルに製薬が多いかというと、大昔、スイスは山が多く、トンネルなどで掘りまくるためにダイナマイトの技術が発展しました。

ダイナマイトの原料はニトログリセリンで、医薬品の原料にもなります。

そのため、ダイナマイト工場が増えるとともに医薬品の工場も増えていった…と言われています。

さらに、スイスでは医療水準も世界有数を誇っています。

ユニリーバ・・・もともとはイギリスの石けんの会社。今では、世界有数の一般消費財メーカー。食品・遷座・ヘアケア・トイレタリーなどの家庭用品を製造販売する多国籍企業。

※トイレタリーとは、身体の洗浄や身だしなみに関する商品のこと。ボディソープとか、シャンプーとか…。トイレのつまりを解消するアレのことではありません。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・・・イギリスのロンドンにあるタバコの会社。代表的なタバコは「ラッキーストライク」

BP(ビーピー)・・・イギリスのエネルギー関連事業を展開する多国籍企業。ブリティッシュ・ペトロリアムの略。石油がメインで、太陽光発電、風力発電もする。1900もの関連会社を有している。

FTSE先進国市場(米国以外)ETF【VEA】ジャンル別

ジャンル 割合
金融 24.6%
消費財 18.0%
資本財 16.3%
ヘルスケア 8.9%
消費者サービス 8.1%
素材 7.5%
石油・ガス 5.8%
テクノロジー 4.6%
通信サービス 3.1%
公益 3.1%

金融と消費財、資本財が多いですね~。

消費財というのは、個人が直接消費するもののことで、資本財というのは、機械、道具、建物などのことです。

まとめ:FTSE先進国市場(米国以外)ETF【VEA】

バンガードが出している、FTSE先進国市場(米国以外)ETF、通称VEA。

関連銘柄を調べてわかったんですけど、米国以外にも大企業って結構あるんですね…(当たり前といえば当たり前w)

しかも、スイスが世界的な製薬会社が多いって初めて知りました。

ヘルスケアETFのときも書いたんですけど、これから高齢化社会になってくるにつれ、製薬会社の利益はどんどん伸びていくはずです。

いろいろと調べてみた結果、これは結構いいかもな~というのが僕の感想でした。

うん、悪くなさそう。

買いたい!って思った方は、証券会社に口座を作れば、1万円くらいからすぐに買うことができますよー!

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参考:【自腹研究】おすすめETFランキング!

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