世界的な暴落時にチャンスがあるオールワールドスモールキャップETF【VSS】の投資評価

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30代でのセミリタイアを目標に頑張る30代(就職氷河期末期の世代)。 派遣社員から転職を5回して、年収1000万円を超えた(副業含め)のちに起業。 バカを行動力で補うタイプ。 最近は投資をようやく覚えて、そっちにハマりぎみ。 お金に悩まない生活を目指して勉強してます! 運用実績はこちらで公表しています。【累計利益1,367,444円】 追記:この前、週間SPA!に投資家として取材されました~!



米国以外の国の小型株を集めたのがバンガード・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF【VSS】になります。

小型株という時点でギャンブル感がスゴいのですが、さらに米国以外という条件がついてるのでもっとギャンブル度が上がっています。

結論としては、世界経済、特に米国が順調なうちはこのETFを買う必要はないんじゃないかな…。

ただ、リーマンショック的な超不況が来たとき、一番最初に回復をするのはこのVSSなのでは、とも思っています。

そして小型株のいいところは、値動きがダイナミックなところ。

ドカーンといっきに利益がでる可能性もあります。(たぶんあんまりないけど)

世界的な暴落時にチャンスがあるオールワールド(除く米国)スモールキャップETF【VSS】

おすすめ度  

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概要 米国以外の国の小型株を集めたETF
リスクの低さ
リターンの期待値
1年トータルリターン -3.37%(過去の参考値)
3年トータルリターン 7.7%(過去の参考値)
経費率(費用) 0.13%(少し安め)
銘柄の数 約3,606銘柄(かなり多め)
PER 14.1倍
銘柄の代表的な市場 日本、カナダ、英国、台湾、オーストラリア、韓国、ドイツ、中国、スウェーデン、インド
予想されるリスク 米国が強い間は動きが読みづらい。中国もあるため、米国との貿易戦争の影響も受ける。
ベンチマーク指数 FTSEグローバ・スモールキャップ(除米国)インデックス
リスクヘッジとしてほかに持っておきたい銘柄 VOOQQQ

※記事を書いたときのデータになります。現在の情報は、バンガードの公式サイトをご覧ください。

オールワールド(除く米国)スモールキャップETF【VSS】のチャート

参考:ブルームバーグ

チャートを見てもわかるとおり、かなり上がったり下がったりが激しいですね。

うーん、米国の大型株ETF(VOOとか)だったらもっと素直に右肩上がりで来てるので、いまのところわざわざVSSにする理由はないかも。

オールワールド(除く米国)スモールキャップETF【VSS】の配当利回り

直近の配当利回りは、0.16%です。

VOOの直近利回りは1.82%なので、それと比べるとかなり低めな感じが否めません。

ちょっとトリッキーな銘柄が多いので、こんなものかな…。

米国以外の国をたくさん入れると国ごとに好景気だったり不景気だったりして、トータルで見ると大して良くないってことがあります。

直近3年間の小型株で言えば、日本株限定のひふみ投信だったらこれの数倍は利益が出てますし、あんまり知らない国(景気が良くなるかわからない国)への投資はかなり難易度が高くなります。

オールワールド(除く米国)スモールキャップETF【VSS】の上位銘柄

銘柄 割合
オープンテキスト(カナダ) 0.37%
ヤゲオ(中国) 0.32%
ファースト・クァンタム・ミネラルズ(カナダ) 032%
キャノピー・グロース(カナダ) 0.3%
GVCホールディングス(英国) 0.29%
オカドグループ(英国) 0.28%
GNストアー(デンマーク) 0.26%
CCLインダストリーズ(カナダ) 0.26%
ボンバルディア(カナダ) 0.25%
ギルダン・アクティブウェア(カナダ) 0.23%

こうして上位銘柄を見てみると、カナダが多いですね。

一応、組み込み銘柄数でいうと日本が1番多いのですが、上位銘柄の中には入ってきません。

キャノピー・グロースのような大麻産業の企業も入っており、攻めのETFって感じがします。

オールワールド(除く米国)スモールキャップETF【VSS】の信託報酬・手数料

1年間の経費率(信託報酬などの費用)は0.13%です。

投資信託よりは安いですが、バンガードのETFとはしてはちょこっと高め。

様々な国の銘柄が3,000以上あるので、仕方ないところでもあります。

銘柄数が多ければ多いほどリスクヘッジになりますが、その分、大きな値上がりもしないので、銘柄多ければいいというわけでもありません。

小型株の利点を銘柄数の多さが邪魔してるような気も…。

オールワールド(除く米国)スモールキャップETF【VSS】のPER

PERは14.1倍なので、高くもなく低くもなく…といった感じ。

ちょうど今の日経平均が13.73倍なので、それよりも少し高いくらいですね。

世界的な不況になれば、おそらく10倍は切ると思うので、そのときが買い時かなぁ…という予想。

今のままでも高すぎってことはないと思いますが、今買わなきゃ!という感じでもありません。

オールワールド(除く米国)スモールキャップETF【VSS】の出来高

10月5日の出来高はおよそ21万売買でした。

そこそこ出来高があるので、売りたいけど売れない!ということにはならなさそうです。

バンガードのETFだし、出来高に関しては心配していません。

まとめ:オールワールド(除く米国)スモールキャップETF【VSS】は買う時期が難しい

正直なところ、いろんな国を混ぜているETFは、チャートの上下がまったくわかりません。

各国の経済が良さそうかどうかを判断して、それぞれの国のトータルが良さそうか悪そうか判断するのはプロでも難しいと思います。

しかもそれに加えて小型株なので、さらに予測が困難になります。

チャートも不安定で、上がるのか下がるのか…。

今買えばもしかたら上がるかもしれないし、下がるかもしれない…それを人はギャンブルという…w

ETFでギャンブルするくらいなら、個別株を買ったほうがリターンは大きいと思います。(といいつつアリババを買って塩漬け中)

現時点では、積極的にオススメできるETFではありません。

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